CARveとは

CARve(カーヴ)は、愛車との思い出を絵画風のキャンバスアートとしてカタチに残すオーダーサービスです。

―「車が好きなすべての人」へ―

写真を撮ろうと思っていたけど、いつの間にか時間が過ぎてしまった人

飾るほどのことじゃないと思いながらも、何か形に残しておきたかった人

車は好きだけど、自分でうまく表現できなかった人

忘れられない一台なのに、それを「目に見える形」で残せていない人


CARveは、そうした「車への気持ちは確かにあるけど、形にできなかった人たち」のためのサービスです。

車の知識があるとか、SNSで自慢したいとか、そういうのは関係ない。

大切だった時間を、きちんと残しておきたいという気持ちにだけ、まっすぐ応えるためにあります。

車との想い出を、形に残す。

人は節目に、何かを残そうとします。

引っ越した部屋の鍵をなんとなく取っておいたり、 学生時代のユニフォームが捨てられなかったり。 別れた恋人とのペアリングや手紙も、 「いつか捨てなきゃな…」と思いつつ、何年も引き出しにしまったままだったりします。

それはきっと、“ちゃんと整理できない自分”を知っているから。
せめて何か、残しておきたい。
そんな気持ちなんだと思うのです。


でも、車って不思議なほど、それができない。

車検証もナンバープレートも返して、車体はどこかへ売られていって、もう二度と会えない。 気がつけば、スマホの写真が数枚だけ残っていて、 「ああ、そういえば乗ってたな」って、そんなふうに片付けられてしまう。

本当は、いろんな思い出が詰まってるのに。 その時期の自分の暮らしごと、隣にいたはずなのに。


だからこそCARveは、“何も残らない節目”に、ちゃんと残せる形を用意したいと思っています。

車の絵を飾ることは、ただの自慢じゃない。 「ちゃんとあった時間だった」と、静かに肯定する行為。
目に入るたびに、ふと少しだけ思い出して、 「…いい時間だったな」と思える。 そんな役割を、1枚のキャンバスが果たしてくれるんです。

生の写真ではなく、美しい“記憶”を飾る。

写真とCARveの“ちがい”は、その距離感にあります。


写真は、そのままを映します。

背景も、明るさも、空気感も、その日の空気も――すべてが“生”のまま残る。

だからこそ、見るたびにあの時の感情がフラッシュバックする。

それが良さでもあるけれど、時に“ちょっと近すぎる”と感じることもあります。

CARveは、そうではありません。

写実を追いすぎず、ディテールを抑え、全体を整えながら仕上げることで、リアルな思い出に“ちょうどいい距離”を置いた作品になります。



───あの時、あの車と過ごした時間は、
   静かに、でも確かに、人生の一部だった───


その距離感があるからこそ、ふと見たときに、懐かしさだけがふわっと立ち上がる。

その距離感があるからこそ、空間に溶け込み、インテリアとして成立する。


あの日の写真はスマホにある。

でも、飾っておきたいのは、思い出の“雰囲気”だけくらいのほうがちょうどいい。

CARveは、生々しい記録としてでなく、美しく抽象化された“記憶”を飾るためのアートです

飾りにくかった何気ない日常の一枚を、最高の作品に

車好きなら、愛車の写真を日常的に撮影しているように思われがちです。しかしいざ過去の車を振り返ってみると、きちんと構図や背景にこだわった写真が残っていないことが少なくありません。

納車時に自宅前で撮影した1枚や、初めてのドライブで立ち寄った駐車場でのスナップなど、偶然撮られた記録的な写真だけが残っているというのはよくある話です。

愛車への愛着があっても、その写真を額に入れて飾ることに対して、「ナルシストに見えるのではないか」「人にどう思われるだろうか」といった不安を感じ、躊躇してしまう方は少なくありません。


また、写真という形態そのものがプライベート性が強く、インテリアとしては浮いてしまいがちです。

CARveは、そうした「惜しい写真」すら、絵画風のアート作品として仕立て直すサービスです。

背景がコンビニであっても、角度が理想的でなくても、質感や構図を調整し、絵画として仕上げることで“作品”として成立させます。


アートとして表現することで、ただの記録ではなく「記憶」としての価値を持ち、空間に自然に溶け込みながら、インテリアの一部として飾ることができます。

車はただの乗り物かもしれない。

けれど、人生のある時期を一緒に過ごした存在でもあります。

思い出の主役ではなくても、いつもそばに写り込んでいた相棒。

手放した後も、写真だけでは語りきれないものが、そこにある。

CARveは、それをアートとして刻み込むサービスです。


記録ではなく、記憶を。

車ではなく、その瞬間を。